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いつも疲れている副腎疲労が原因で太りやすい理由

2017年07月26日

健康女性

 

いつも疲れている状態が続く副腎疲労が原因で太りやすくやせにくいのには理由がありそうです。

慢性疲労や副腎疲労の特徴からなぜ太りやすくなるのかの報告から原因を考えてみます。

 

副腎は2つの腎臓の上に乗っている栗ほどの大きさをした4g程度の小さいものでありながらも、さまざまな役割を担うと共に私たちの健康に大きな影響を与えています。

ぐっすりと寝たつもりでも朝から疲れを感じたり、お昼ご飯を食べた後に眠くなったり頭や身体が動かなくなったり、記憶や集中力が数年前より随分と落ちていたり、感情が不安定になったり、コーヒーなどのカフェインがないとなかなかシャキッとしないことや、ダイエットを頑張って食事に気をつけていても体重が減らずに太りやすい状態が続いていたりするのも副腎と関係していることが少なくないことが報告されています。

 

痩せにくく太りやすいのはストレスのせい?

ダイエットをしていてもなかなか痩せれずに太りやすい状態が続いているのはストレスが原因になっていることも考えられます。

ストレスといっても精神的に感じるストレスだけではなく、肉体的なストレスもあれば、身体や臓器にとってのストレスも考えられます。

極度のストレスがある場合には特に身体は自らの機能を守ろうとするあまり、脂肪を蓄えてこれから起こると考えられるストレスに備えるようになります。

昔の人の生活を想像してみればわかりやすいのですが、昔は必ず毎日食事を食べることができる保証はありませんでした。

狩りに出かけて獲物を捕れない場合には食事を食べることができなかったり、ほんの少しの野菜などでしのいだりしたことは少なくなかったことからも、身体は脂肪を備えて有事の場合に備えてサバイバルモードに入るように出来ていることを理解しておくとわかりやすいかもしれません。

サバイバルモードになっている場合には、いくら運動をしても食事を気をつけていても脂肪を燃焼はしてくれません。

 

睡眠と慢性疲労や副腎疲労:

日本人は世界で最も平均的な睡眠時間が短い国民であることが世界的な調査で報告されています。

いつも疲れている状態の慢性疲労や副腎疲労がある場合には、一般的に睡眠は少なくとも8時間程度必要になることが報告されています。

それだけ疲れが取れにくいということなのかもしれません。

寝ている間には90分毎に周期があることは報告されているとおりですが、脂肪は睡眠中に常に燃焼してくれているわけではなさそうです。

その睡眠中の周期の中でも脂肪が燃焼してくれているのは、周期の一番下にある状態の場合であることが報告されています。

そのために、夜中に何度も目が覚めたり、睡眠時間が短すぎたりする場合には脂肪は燃焼しにくい状態となることが原因で太りやすくなることも考えられます。

また慢性疲労や副腎疲労の場合には寝付きが悪い場合も少なくなく、睡眠中も熟睡ができずに目が覚めることもあることも脂肪が燃焼しにくく体重も落ちくいことが考えられます。

睡眠の確保が大切な理由は沢山存在していますが、集中力や記憶力も睡眠と関係していますし、睡眠の質が良くない場合には心臓でエネルギーを消費することからも心臓や背中、首回り、頭が痛くなることもあり、頭痛が続く場合には睡眠を十分に取ることで解消されることがあるのも納得できます。

 

筋肉や筋力と副腎疲労:

筋力の衰えでもとりわけ腕周り、あごの下、太ももの筋肉が落ちて来ていると感じる場合には食事と生活習慣の見直しをおすすめします。

筋力が落ちて柔らかくなりやすい状態は慢性疲労や副腎疲労も関係している場合も少なくなさそうです。

副腎疲労の場合は太ももの筋肉や筋力を消費することからも太ももの筋肉が縮小することが報告されているようです。

太ももの筋力が弱まってくると身体のバランスを調整する機能である体幹も同時に弱まりやすく、階段の上り下りや坂道がしんどく感じたり、脳の筋力が萎縮して来ている場合には階段で手すりを持たないと心配になってきたりすることも考えられます。

太ももの筋肉が落ちて来るとひざに負担がかかってくることからも、ひざを痛めやすくなります。

また、筋力が落ちてくると糖尿病をはじめとする疾患にもかかるリスクが高まるなどの理由からも年齢を重ねても身体の筋力は比例して落とさないことがおすすめです。

 

慢性疲労や副腎疲労は血液検査をはじめとする何かの検査をしても数字には出ないことが一般的であることで知られています。

予防におすすめなことは睡眠時間をまずは確保することがおすすめです。

食事では自然界の形あるものを中心とし、加工食品や添加物を遠ざけるようにすることがおすすめです。

副腎疲労や慢性疲労を癒す食べ物の例としてレモンをはじめとする柑橘系果物やリンゴ酢などが良くおすすめされる例です。

 

参考にした情報:

エリック・バーグ医学博士の講義

副腎疲労と副腎ボディタイプ

2012年4月4日

 

情報ページ:リンゴ酸とは?

 

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