アレルギー反応の原因食品特定と予防におすすめ
アレルギー反応を起こす原因のアレルゲン物質や食品を特定することは、食物だけに限らずハウスダストなどをはじめとするアレルギーの反応がある場合にもおすすめといえます。
更に予防をすることが大切です。
アレルギーの原因を特定することと予防:
アレルギーを患う人の割合は20年前とは比較にならない程、世界中で増加していることが確認されています。
日本に住んでいると多くの人が春になると患っていると考えられる花粉症の症状もアレルギーの一種です。
花粉症になる季節だけ効き目のある薬を使い、その春を乗り切るという人も多いかもしれません。
それが悪いとは思いませんが、毎年同じように抑えられるとは限りませんし、悪化することの予防として考えると花粉症に限らず食品やハウスダストをはじめとするさまざまなアレルギーになるアレルゲンの原因を特定することはおすすめといえます。
アレルギー反応を知る:
食べ物やハウスダスト、その他のモノゴトの原因によるアレルギー反応については、気づいていないことも含めてさまざまな症状で身体が私たちに知らせてくれます。
その一例として下記のようなことが考えられるのではないでしょうか。
・ガスやゲップ
・お腹、胃腸の張り
・鼻水
・軟便や下痢
・咳
・頭痛
・かゆみ
・湿疹
・関節痛
・免疫力低下
・口内炎症
・花粉症
・無気力感や疲労
・呼吸や血流の停滞
・眠気
・記憶力や集中力の低下
・ハイパーテンション
・臭いへの過剰反応
など
4大アレルギー物質の原因とパワーウォッシュ:
一般的なアレルギーの原因として知られる4大アレルゲンを知ることは特定につながります。
その時の身体とアレルギー反応の詳細を知るには血液や髪の毛などをはじめとするアレルギー検査を行なうことでわかりますが、そこまで必要のない場合は一般的なアレルギー反応物質と呼ばれる下記の4大アレルゲンを一定期間体内に入れないようにするいわゆるパワーウォッシュがおすすめです。
・グルテン(たんぱく質)を含む小麦類:
・乳製品
・とうもろこし
・大豆
どのような食べ物あるいはその他についてもいえることですが、何にアレルギー反応を示すかは十人十色で、個々によって異なります。
上記以外にもジャガイモをはじめとする食べ物に含まれるスターチ(デンプン)、肉類全般にアレルギー反応を示すこともあれば、抗生物質を多く使用して飼育された食べ物、肉類の皮や繊維を含む部位に反応しやすい場合もありますが、内蔵などの臓器にはアレルギー反応をしないことが一般的ですので、良質なたんぱく質や脂質として食べることができれば大丈夫な場合も多いのではないでしょうか。
甘味の多い食品や、防腐剤が多く付いている食品、品種改良や遺伝子組換えが進んだ食べ物、人によっては人工的な油や古い油、特定の生き物に含まれる物質や比較的大きな魚に多い水銀などの重金属にアレルギー反応を示すことも考えられます。
また食べ物以外でもホコリなどのハウスダストやカビ、動物の毛、除菌や殺菌剤、洗剤、日用品、スキンケア、人によっては一定の水質にアレルギー反応を示すことも考えられます。
おすすめの食べ物:
食べ物にアレルギー反応がある場合、一定期間避けたい食品があると同時におすすめしたい食べ物もあります。
一般的におすすめしたい食品の中にはアレルギーの原因になる炎症を起こさないこと、食べてすぐに血糖値を上げすぎないこと、腸内環境に良い食品がおすすめです。
そう考えると、人によっては植物性で野菜が中心の食事がしばらく続くかもしれません。
生の食べ物は食物繊維や酵素が豊富でおすすめですが、場合によっては生の野菜や果物にもアレルギー反応を示すこともありますので、身体と対話をしながらすすめることがおすすめです。
発酵食品は一般的におすすめですが、その中でも制限をした方が良い食品も含まれることもありますので、発酵食品についてお人によっては何でも大丈夫とはいえないようです。
その他にも抗炎症作用のある食物性食物繊維やバイオフラボノイド等を含むポリフェノール入り果物、アレルギー反応を示さない場合の乳酸菌のエサになるプレバイオティクスや、プロバイオティクス、良質なたんぱく質や脂質もおすすめです。
サプリメントとして補う栄養素の場合は、一定のプレバイオティクスやプロバイオティクスの他にマルチビタミンミネラルやオメガ3脂肪酸、反応の有無によるもののLグルタミンなどのアミノ酸、ラクサン、消化酵素、バーバリン、ポリフェノール類、内蔵栄養素などがおすすめですので、かかりつけの専門医に相談をしながらすすめられてはいかがでしょうか。
参考にした情報:
マイクロバイオーム・メディスン・サミット
レオ・ギャランド医学博士へのインタビューより
2016年3月5日
情報ページ:バイオフラボノイドとは?