糖尿病の原因と予防におすすめ
糖尿病の予備軍だけでも数千万人と伝えられていますが、同時に糖尿病の原因とその予防についてもさまざまな研究が報告されています。
糖尿病の先進国の専門家のおすすめ方法をご紹介します。
糖尿病体質や遺伝:
糖尿病に限らず耳にすることですが、よく「体質」や「遺伝」が理由ともいわれます。
多くの場合、遺伝は病気や健康を左右する全体の10%前後の影響しか受けていないことが報告されており、それよりもいわゆる生活習慣の影響によるものが大きいようです。
全体における割合の中で最も大きいともいわれるのは、食事で35%から専門家の中には55%と伝えられることもあることからも、一言に体質や遺伝という言葉では片付けられないように思います。
もちろん、親との生活が長くなればなるほど、食事の内容や生活習慣も共に似てくることが一般的に考えられるために、その分の影響も大きくなるといえますし、一型糖尿病のように必ずしもその人の生活習慣や食事で片付けられる問題だけでもありません。
糖尿病の原因と予防に:
糖尿病だけに関わらず言えることのようですが、多くの場合は病は突然なるものではなく、以前からの生活による影響を大きく受けています。
太っている方が糖尿病になりやすいと思われがちですが、統計を観る限りでは、糖尿病を発症している人の全体の10〜20%の人は肥満ではありません。
糖尿病の原因はさまざま考えられるものの、その中でも主な原因として報告されているのは下記のとおりです。
・日頃の食べ物の選択と、食べる順番による影響。
・体内の自分の免疫組織が入ってきた食べ物などに攻撃をする自己免疫疾患とのつながり。
・腸内環境の崩れで腸管漏れでも知られるLGS(リーキーガット)とのつながり。
・アレルギー、腸管漏れや自己免疫疾患の原因に挙げられる小麦粉や乳製品、糖質をはじめとする食べ物と血糖値の関係。
・睡眠不足。 ・ストレスやホルモンバランスの崩れ。
・日光浴不足による体内ビタミンD不足。
糖尿病の予防におすすめされるのは上記の原因との関わりをいつも食べる食事や生活習慣と比較してみることが一番わかりやすいのではないでしょうか。
中には過酷な労働環境や育児、何かを日々行なうことで疲れを感じている人もいるでしょうし、それが意外にも大きなストレスになっている場合もありますので、一旦立ち止まったり、週に1日は完全に休みを取ったり、何もしない日を設けたりすることもさまざまな予防につながると思われます。
参考にした情報:
糖尿病サミット
デーティス・カラジアン医学博士
2014年4月20日
情報ページ:ビタミンDとは?
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