睡眠時間で変わる脂肪燃焼や健康的なダイエット
睡眠時間が短くなると効果的な脂肪燃焼や健康的なダイエットにつながりません。
良質な睡眠と十分な睡眠時間を確保することは、健康を確保しやすくさまざまな病気の予防にもつながりやすいことが報告されています。
日本人は睡眠時間が短い?
以前行なわれた先進国を対象にした調査報告では、一般的な日本人の平均的な睡眠時間は先進国中で一番短いことが報じられていました。
欧米では多くの専門家によって健康を保つためには、一般的に少なくとも7時間の睡眠が必要という説が多く、彼らの多くは7〜8時間程度の睡眠時間を確保している中、調査では日本人の平均睡眠時間は7時間を切っており、健康への影響が懸念されるところでもあります。
健康的なダイエットと関係する睡眠:
私たちは日中に動いたり、運動をして汗をかいた時に、脂肪を燃焼していると考えますが、実際にはその時に脂肪が燃焼されているのではなく、夜の寝ている間に脂肪は燃やされていることが数々の報告でわかっているのだそうです。
また、効率的に脂肪を燃焼させるためには7.5時間程度の睡眠が必要ともいわれることからも、健康的なダイエットには十分な睡眠が必要ともいえそうです。
寝不足で考えられる体調不良:
寝不足になることで下記のような体調不良が考えられるようです。
・お腹がすきやすくなる傾向になる。
・ストレスが上がりやすい。
・怒りっぽくなりやすい。
・感情がブレやすく、落ち込みやすくなる。
・疲れやすく、免疫力が落ちやすくなる。
・心臓に負担がかかりやすい。
・代謝が上がりにくい。
・体重が落ちにくくなる。
・筋力が落ちやすく、つきにくくなる。
など
寝不足が続くことは健康的な身体を維持しにくくなることにもつながり、健康的なダイエットや脂肪燃焼にもつながりにくくなることが報告されています。
また同時に、体調を崩しやすく、免疫力が上がりにくくなることが体調不良につながりやすくなることがわかります。
効率的な睡眠の確保のヒント:
なかなか寝付きにくかったり、夜中に目が覚めることは誰にでも経験があることですが、効率的に眠りを確保することは健康的なダイエットや脂肪燃焼にもつながるために、気になる場合はちょっとした工夫が必要な場合もあります。
下記がヒントとなるかもしれません。
・寝室は雑音がなく、明かりが無い状態にする。
・日中に太陽の光を浴び、ビタミンDを生成しておく。
・食事に魚など良いオメガ3脂肪、たんぱく質などを入れる。
・心拍数が上がる運動は寝る前には避ける。
・寝たい3時間以上前には食べない。
・夕方以降はカフェインや砂糖を含む食べ物や飲み物を控えるようにする。
・難しいことを考えるのは日中にし、夜はリラックスや楽しいことを考える時間にする。
・眠りにつきたい1時間ちょっと前にお風呂に入る。
・お風呂に入ってからは、部屋の電気は明るすぎないようにし、テレビやパソコン、携帯電話などの明るい画面を控える。
参考にした情報:
エリック・バーグ医学博士によるウェビナー
寝ている間にどのように脂肪燃焼を行なうか(原文タイトル:How to burn fat while you sleep)
アクセス日:2016年7月25日
情報ページ:ビタミンDとは?