ラクトバチルス・プランタラムL-137の乳酸菌とラクトバチルス菌
乳酸菌には非常に多くの種類があります。
少なくとも、数百種類~数千種類はあると言われています。
それらの乳酸菌は大きく6つに分類されており、その大部分を占めているのがラクトバチルス属の乳酸菌になります。
「ラクトバチルス・プランタラム L-137」は、その中の一種となります。
ラクトバチルス・プランタラム L-137:
この「ラクトバチルス・プランタラム」とはどのような特徴をもった乳酸菌なのでしょうか。
ラクトバチルス・プランタラムの乳酸菌は酸に強いため、胃酸に負けることなく腸にまで到達することができます。
これにより、腸内環境が整いやすくなります。
腸の中には疫細胞が多く集まっているため、善玉菌を増やし腸内環境を整えることで自己防衛力(免疫力)を高め、細菌やウイルスなどの外敵から自己を守ることにも期待できます。
また、免疫力が向上し、免疫細胞のバランスが整うことによって、アレルギーの発症を予防したり、症状を軽くする効果があるとも言われています。
最近では、日本では特に多い春先の花粉の季節にも乳酸菌により快適に過ごせるよう期待が高まっています。
腸炎や過敏性腸症候群などの腸の不快な症状の緩和にも効果が期待できるといわれ、大腸菌O-157の感染予防や、菌の増殖を抑える働きもあるとされています。
乳酸菌「ラクトバチルス・プランタラム」は、主に漬物などに多く存在する菌であるとされ、食料の保存に役立つ成分としても活躍してきました。
主に、ぬか漬けやキムチなどの漬物に多く含まれています。
また、ラクトバチルス属の乳酸菌は日本酒やワインなどのアルコール類や、もちろん、ヨーグルトなどにも含まれています。
日ごろから、ラクトバチルス属の乳酸菌を含む食事を意識して摂ることは健康状態を維持しやすくなるものの、アルコールや乳製品にアレルギー反応が出やすい人には留意も必要といえます。
食事で補給が間に合わないと思われる場合は、サプリメントを取り入れるのも一つのおすすめされる摂取方法といえます。
説明ページ:ラクトバチルスとは?