不安や心配性に自律神経とホルモンバランスの改善や予防にはあの食べ物や生活習慣がおすすめ
不安や心配性、自律神経の乱れなど誰もが経験をする心や感情、ホルモンバランスの改善や予防は食べ物や食事に含まれる栄養素、それに一定の生活習慣がおすすめです。
不安や心配な状態が続いたり、自律神経やホルモンバランスの乱れなどの原因は様々存在しますが、予防や改善には食べ物に含まれる栄養素や生活習慣の見直しをすることが近道であることが報告されています。
現代は不安や心配になりやすい?
誰もが不安定な感情や心、自律神経などの乱れは人生の中で経験することが一般的ですが、昔と比べて現代社会は多くの要因が存在するのではないでしょうか。
グローバル化や技術の発展などによって変わった生活のあり方や考え方、食習慣、仕事の内容、環境問題、化学物質、食品の品種改良、医療の進化、感情の変化やストレスや睡眠への影響など様々な変化を経験しているものの、身体自体はそれらにうまく対応するようにはつくられていないようです。
例えば、食生活についてですが、新鮮な食べ物だけを食べていた頃とは違い、加工する技術や食品の品種改良、食べ物を長持ちさせることができるようになり、昔のように食べ物そのものの鮮度を気にしなくても便利に食べていけるようになり、生活そのものの質は格段に改善されているようにも思えるようになりました。
一方で食べ物を支えてきた農家の数の減少もあり、それらは私たちが口にする食べ物だけではなく、生活習慣そのものにも影響を与え、私たちの考え方や、脳や身体への変化としてあらわれるようにもなってきているようにも思えます。
不安や心配性になりにくくするための食べ物とは?:
感情や心のありかた、脳の働きや身体の機能は、私たちが今までに食べた食べ物で身体ができていることを考えると、いかにそれらの影響を受けるかがわかります。
不安や心配などの感情が出にくい身体になるには、まずは自然な食品そのものに含まれるビタミンやミネラル、アミノ酸などの自然界の栄養素を身体に取り入れることが大切です。
新鮮な自然界の野菜や果物、魚や肉類などの食品であればあるほど、それらの食品の中には万人が欠乏しているとも指摘されるマグネシウムをはじめとするミネラル栄養素を含んでいるために、昔のように出来るだけ自然界の野菜や果物、植物や動物をいただくことが理想といえますが、特に不安や心配症など脳や自律神経、ホルモンにも良いとおすすめされる食べ物は下記のような食べ物です。
・自然界の野菜や果物全般、特に緑色をした葉もの野菜(ミネラルやビタミンが豊富)。
・良質なお水(身体の循環に欠かせない)
・自然界の天然の魚(鮮度が高い程オメガ3脂肪酸が多い)
・自然に近い状態で育つ肉類(アミノ酸や亜鉛、オメガ3を含む)
・木の実や種(ビタミンや良質な脂肪が豊富)
・発酵食品(腸内環境を整える乳酸菌が豊富)
・葉(緑茶のように不安や心配になりにくくリラックスしやすいギャバ:GABAやカテキンなどを含む)
不安や心配におすすめの栄養素:
上記の食べ物には不安や心配になりにくく、自律神経やホルモンに関係する栄養素を豊富に含むことで知られていますが、それらの栄養素の代表例として、下記のような栄養素例がおすすめといえます。
・ビタミンやミネラルの中でもマグネシウム、ビタミンB6や亜鉛、ビタミンDやAにEなど。
・オメガ3脂肪酸(特に魚に含まれるEPAやDHAのフィッシュオイルや亜麻仁油やエゴマ油)
・オメガ6脂肪酸(オリーブオイルやココナッツオイル、ごま油)
・たんぱく質(魚類や肉類、大豆に含まれるたんぱく質)
これらは全て自然界に存在する食べ物で、一方で不安症や心配症になりやすくする食べ物の多くは小麦粉や砂糖類、人工的な油や添加物が使用されます。
特に良質なたんぱく質と脂質を増やし、グルテンや糖質を減らすことがおすすめ。
不安や心配を遠ざけて予防するための生活習慣ヒント:
・外に出て日光浴をする(外で歩いたりするだけでも体内のホルモンや自律神経、ビタミンDなどに改善あり)
・十分に睡眠をとる(日本人は世界の先進国中で一番睡眠時間が短いことで知られ、おすすめは7〜8時間の睡眠)
・公園などの芝で裸足になる
・海などの砂浜で裸足になる
・呼吸を意識したり、瞑想やヨガなど
・自然界の香りを生活に取り入れる
・笑ったり、ワクワクできる楽しみを持つ
参考にした情報:
ホルモン:女性のウェルネスサミット2016
2016年4月13日
バランス脳で心配や不安を終わらせる
トゥルディー・スコット博士へのインタビューより
説明ページ:オメガ3脂肪酸とは?