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乾燥肌や髪にカフェイン中毒は副腎疲労の影響も

2016年09月23日

健康

乾燥肌やドライヘアでも知られるぱさついた乾燥した髪の毛、朝からコーヒーなどのカフェインが飲みたくなることは無関係の場合もあるとは思いますが、副腎疲労の影響を受けていることも多いようです。

近年増える乾燥肌と髪、カフェイン過多が気になる場合は副腎疲労を観てみるのも良いかもしれません。

副腎と働き:

副腎はウォールナッツ程度の大きさが2つ腎臓の上に乗っており、各組織とのつながりや脳との結びつき、甲状腺や消化組織、神経や筋肉など多岐に渡って影響を持っていることで知られます。

ホルモンに関係し、ストレスホルモンともいわれるコルチゾールや、免疫などとも関係するDHEAなども副腎でつくられることからも、副腎機能が低下するとそれらのホルモンの働きも弱まることが考えられます。

またコルチゾールは睡眠や自律神経とのつながりもあって、夜明け前には高く、日中から夜にかけて徐々に減ってくることが一般的ですが、朝からコルチゾールが低かったり、夜に高い状態になったりすることで睡眠の質が低下したり、睡眠障害の一因になることも報告されています。

ホルモンの崩れはストレスの影響や運動不足や過多、カフェインや糖質過多などの影響を受けることで知られます。

副腎疲労とその症状:

上記のような副腎の働きが弱ることで副腎に疲れが出るいわゆる副腎疲労につながります。

近年は沢山の人が気づいていないものの、副腎疲労や関連があるとされる腸管に漏れが出る腸管漏れのリーキーガットになっているといわれ、何らかの食べ物にアレルギーが出る場合や、アレルギー体質、花粉症などのアレルギーがある場合はリーキーガットを疑うようにともアメリカの多くの専門家は伝えています。

また、副腎疲労が考えられる場合には下記のようなことに当てはまるかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

・朝から眠い。

・一日を通してダルさを感じたり、エネルギー不足を感じる。

・朝はコーヒーかカフェインが欠かせない。

・昼食後は寝たい。

・砂糖や炭水化物、小麦粉などを含む食べ物をおやつに食べたくなる。

・睡眠の質が今ひとつ。

・ケガをした時に治るのに時間がかかるように思う。

・体調を崩しやすい。

・乾燥肌や髪がパサついたりまとまりがない乾燥髪。

など

副腎疲労やホルモンのバランスが崩れている場合などは副腎が甲状腺とのつながりも大きいことからも甲状腺機能の崩れにも注意が必要といわれます。

特に乾燥肌や乾燥した髪の毛も副腎にも甲状腺にも関係がしている可能性も考えられます。

また甲状腺や副腎疲労の場合にも、どれだけダイエットを頑張っても脂肪燃焼にたどり着くまでにチカラが使われることからもダイエットは成功しにくいといえます。

気になる場合には、まずは食事とライフスタイルの見直しが必要で、ストレスが大きすぎる場合はストレスを逃がすこともおすすめです。

また食事では朝食も大切で、特に良質なたんぱく質とオメガ酸の脂質(フィッシュオイルのEPADHA、エゴマ油、亜麻仁油、オリーブオイル、ココナッツオイル、ごま油、バター、ギー等)と、食事で補いきれないきれない場合には総合的なビタミン、ミネラル、ビタミンBやビタミンCをはじめとする栄養素の補給もおすすめです。

 

参考にした情報:

Natural Medicineサミット2016(アメリカにて開催)

副腎の健康について カート・ウィーラー医学博士の講演とインタビューより

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