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脂肪燃焼ダイエットの栄養素に運動直後のたんぱく質やプロテインは逆効果?

2016年08月29日

たんぱく質

脂肪燃焼を目的としたダイエットを考えた場合に、よく運動直後にたんぱく質を食べたりプロテインシェイクを飲むシーンが出てきますが、もしそれが逆効果だとしたら?せっかくダイエットをするのであれば効率的にするためにも、身体のメカニズムを知って正しい脂肪燃焼ダイエットに適した食べ物や栄養素を取り入れたいものです。

 

脂肪燃焼のタイミング:

ダイエットはがむしゃらに運動をしたり、食べ物やカロリーを制限したり、それらをコントロールするだけでは健康的に長続きさせることができません。

脂肪燃焼のダイエットには運動の仕方や時間、食べ物と栄養素、睡眠やストレスなど様々な要素が絡んでいます。

例えば運動をしはじめてすぐに脂肪を燃焼させるのではなく、最初に体内の筋肉や肝臓にある糖質を利用し、20〜30分程度してからでないと脂肪燃焼が始まらないといわれます。

 

運動とプロテインはインスリンと成長ホルモンを知る:

よく運動直後にプロテインシェイクを飲む場面を目にしますが、それが正しいタイミングかどうかは人によって違うようです。

確かにボディビルダーやマラソンランナー、他のアスリートのように一日に2回以上の運動をする人にとっては効果的かもしれませんが、一般的な脂肪燃焼ダイエットには身体のメカニズムを知るとかえって逆効果といえます。

プロテインの栄養素や他の食べ物も含めた場合もそうですが、栄養素が体内に入る時点で代謝とも関わる血糖値、インスリンは刺激を受けます。

インスリンの働きの中には脂肪燃焼を停止させることや、脂肪や筋肉と関わりが大きい成長ホルモンを制限することも含まれていることが報告されています。

そのために運動前、運動中、運動後に食べ物が入った時点でインスリンが働き始めるので、せっかくの脂肪燃焼の機会が失われてしまうということになってしまいます。

 

脂肪燃焼と筋肉のメカニズム:

またたんぱく質の食べ物やアミノ酸飲料、プロテインドリンクもそうですが、摂取してすぐに働いたり筋肉に変わるというよりも、前日に食べたものが使われると伝えられています。

前日にお酒を沢山飲んで肝臓機能が弱っている時に脂肪燃焼の運動を取り入れても、なかなかうまく働かないのも糖質は筋肉だけではなく、肝臓の働きが弱っている場合にはチカラが発揮できないことからだと考えれています。

またハリウッドスターやオリンピック選手、アスリートがしばらくの間、完全に小麦粉に含まれるグルテン抜きダイエットの一環でパンや麺類、スイーツを抜くのにも意味があり、それらがあると脂肪燃焼のさまたげにもなり、十分な効果が発揮できなくなるという理由も含まれます。

 

脂肪を燃焼させるには、まずは糖質が使用されるということから考えても、それだけ炭水化物を含めた糖質が体内にあると脂肪燃焼につながりにくいことがわかります。

また人工甘味料や砂糖などを含むスイーツや甘い食べ物を食べることで、それから48時間程度は脂肪燃焼が体内では行なわれないとの報告もあります。

運動を取り入れてダイエットに効果的な食事をしていても、睡眠時間が短かったり、質が良くなければ回復ができないために効果的とはいえません。

 

情報が溢れる時代ですので、まずは自分の身体を使って脂肪燃焼ダイエットが実際にどう進かを実感してみるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

 

参考にした情報:

エリック・バーグ医学博士のレクチャー(英文)

運動と脂肪燃焼とプロテインについて

2016年8月22日

 

 

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