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アルツハイマー型認知症の70%は予防可能?

2016年08月01日

食事と栄養素

 

アルツハイマー型認知症は日本でも75歳の3人に1人が診断されるとあり、メディアでも特集が組まれることが多いように思います。

アメリカでは3秒に1人がアルツハイマー又は認知症と診断され、国の東西を問わない先進国で増えていますが、日頃の食べ物や生活習慣を見直すことで70%ものアルツハイマーや認知症が予防できるようです。

 

認知症とアルツハイマーの生活習慣の共通点:

日頃の生活や食事の見直しで認知症やアルツハイマーの約7割が予防可能と発言しているのは世界的に知られる脳専門の医学博士のダニエル・エーメン氏ですが、脳画像診断をはじめとする彼の30年以上の診断と治療実績から、そして別に神経外科として30年以上現場の一戦で働くラッセル・ブレイロック医学博士の意見を重ねてみると、下記のような生活習慣があるかでも予防が可能かどうかについても大きく左右されるようです。

・痩せていてもお腹周りに贅肉が多くついているか。

・肥満や体重過多かどうか。

・睡眠は7時間程度確保できているか。

・1日20分以上でも日光浴ができているか。

・タバコやお酒のたしなみ(週に10杯程度以上が目安)のことが多いか。

・水銀や鉛、アルミニウムなどでできる鍋やフライパン、他のものを使用するか。

・電子レンジやスマートフォンなど電磁波が強いものを使う頻度が高いか。

・新しいことを学ぶ機会が少ないか。

・散歩でも身体を動かすことが少ないか。

・情緒不安定になりやすい、薬を服用している。

・糖尿病、高血圧、LDLコレステロールが高いか。

など

 

食事での共通事項と注意点:

生活習慣に加えて、日頃の食事でも認知症やアルツハイマーになりやすいかどうかの共通点もありそうです。

・炭水化物が中心の食べ物になっていない。

アメリカで最も大きく報じられているのは食べ物の中でも炭水化物が中心の食事かどうかで、私たち日本人にとっては耳を覆っておきたい内容ですが、炭水化物が中心の食事では認知症やアルツハイマーになるリスクが400%も上がると言われています。

ただし、炭水化物が中心というのは食事を麺類やパン類で終わらせたり、主食以外にも炭水化物が多いということであれば炭水化物中心の食事といえますが、日本の昔からの定食のような内容では炭水化物中心とはいえなくなると思います。

・質の悪い油が多いか。

油については脳の70%以上が脂質であることからも、以前からその大切さは強調されてきていますが、スーパーで大きなプラスチック容器に入れて売られている油や、外食や総菜で使用される使い回しの油を利用した食べ物、人工的で工業的な油でトランス脂肪酸などが多いマーガリンやスナック菓子、スイーツ類、菓子パンなどには注意が必要です。

・糖質でも特にコーンシロップをはじめとする人工的な甘味料や精製糖が多いか。

・加工食品やファーストフードを良くたべるか。

・野菜類が少なくないか。

・お水を良く飲んでいるか。

 

おすすめされる栄養素:

年齢を重ねてもしっかりした生活ができるためのおすすめ栄養素として下記を推奨されています。

オメガ3脂肪酸

・良質なマルチビタミン&ミネラル(特にマグネシウムとビタミンB群を豊富に)

・MTCオイル

ベルベリン

クルクミン

ピルベート

ビタミンD

 

 

参考にした情報:

ダニエル・プラン 書籍(英語)ダニエル・エーメン医学博士

アルツハイマー&認知症サミット ラッセル・ブレイロック医学博士のインタビューより 2016年7月25日開催

 

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