フミン酸と土壌微生物栄養素
日本の豊かな土壌が、美しい木々を育ててくれているおかげで、今日も私たちは風になびく緑を目にすることができます。
本日は、母なる大地の恵み「土壌」についてお話させてください。
土壌には、さまざまな微生物の死がいなどが入っているのはご存知かと思います。
この死がいなどが、バクテリアなどの微生物に分解されて、残った有機化合物を「フミン物質」と言います。
フミン物質には、とても豊富な栄養が含まれており、生きた土として特に植物の生育などに大きな役割を得ています。
また、このフミン物質から「フミン酸」を科学的に分離することができます。
フミン酸は、一般的には植物に与えることで、植物の生きる力が強くなり、発芽がよくなったり、葉や枝が大きく生い茂ったり、良い花や実がついたりします。
また、家畜を元気に太らせたり、鶏を元気にして沢山卵を産ませたりといったことにも利用されています。
そしてその恩恵は、私たち人間も受けることができます。
フミン酸により、いらないものを輩出して体調を整えてくれたり、土壌中の栄養により免疫力がアップしたり、アレルギーの緩和などにも期待できるとされているのです。
近年、温泉や飲泉、岩盤浴など、大地の恵みによる健康法にも注目が集まっています。
ぜひ、土壌の持つ力にも今一度目を向けてみてはいかがでしょうか。
それとともに、今一度私たちの生活について目を向けてみてはいかがでしょうか。
現代人は、自分たちの発明により、車やパソコンなどの便利なものを作り上げて利用してきました。
より美味しいものを作ろうと、化学物質や添加物も大量に利用してきました。
それにより、自然は徐々に破壊され、地球の空気は汚れ、土壌も荒らされ、地球温暖化やオゾン層の破壊などを招いているのです。
結果、アレルギーの子供が増えるなど、かえって暮らしにくい世の中になっていることも否めません。
私たちは自然の恵みに改めて感謝し、大切にしなければならないことも、改めて考えてみてはいかがでしょうか。