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カンジダ菌と腸内環境、オリゴ糖とプロバイオティクス

2016年04月20日

カンジダ菌

今日は「カンジダ菌」について調べたことをお話ししたいと思います。
何となくいつも強い倦怠感や疲労感がある、原因不明の耳鳴りやフラフラした感じがあるという方、気になる症状はもしかしたら、カンジダ菌感染によるものかもしれません。

カンジダ菌とは、もともと私たちの体内に住んでいる菌の一種です。
普段はそれほど健康に悪影響はありませんが、免疫力の低下などによりいったん増殖すると、様々な症状を引き起こします。

カンジダ菌という名前は、女性の方なら膣カンジダ炎で耳にしたことがあるかもしれません。
強いかゆみを伴う疾患ですが、カンジダ菌の症状はこれだけではありません。

歯周病やアレルギーの悪化、大腸炎、尿道炎、膀胱炎、腎炎、鼻炎、喉頭炎、蓄膿症などのつらい症状、さらに、耳鳴りや、強い倦怠感などにより、うつ病と間違えられることもあるのだそうです。
このように、カンジダ菌はまさに全身に症状を発症する可能性を持つ悪玉菌と言えます。

こうした症状の緩和や予防のためには、腸内環境を整えることがとても重要です。

中でもオリゴ糖は、腸内環境を整えるためにとても重要な成分です。
腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を抑制してくれるので、ガンジダ菌を抑制する効果も期待できるのです。
オリゴ糖は、野菜やバナナ、豆類などに含まれる成分です。オリゴ糖入りのヨーグルトなども市販されています。

オリゴ糖をはじめとするプレバイオティクスは、プロバイオティクスのエサとなってより一層善玉菌を増やす効果が出るので、生きて腸まで届く乳酸菌を含んだ飲料、キムチ、味噌、納豆などと一緒に摂ることでより一層効果が期待できます。
腸内環境を整えガンジダ菌の繁殖を抑制することで、つらい症状が緩和されるかもしれません。

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