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便秘や下痢に花粉症と寄生虫

2016年02月18日

腸内環境と腸内細菌

 

便秘や下痢と胃腸の不快や疲れやすい人は体内に存在している寄生虫との関連性も考えられるようです。

寄生虫と聞くと何となく先進国で生活する私たちには関係がないようなイメージがありますが、日頃感じる不調やダイエットがなかなか成功しにくいこと、お腹周りの脂肪が落ちにくいことなども含めて食べ物の消化や脂肪が落ちにくいこと、疲れやすいことと体内の寄生虫との関連性について報告されています。

 

実際に3,000人を対象として医療調査で行なわれた検査では、3人に1人の計算で体内で寄生虫が悪さをしているという調査結果をアメリカの専門誌は報じているようで、家族の誰かは少なくとも134種類存在するともいわれる寄生虫の影響を受けているということになります。

 

まさか?という思いを抱きがちですが、実際に寄生虫は最初は身体の代謝が落ちているように感じることから始まり、なかなかダイエットがうまくいかなかったり、便秘や下痢をはじめとする胃腸内環境に発展し、花粉症を含む何らかのアレルギーにも発展しやすいということです。

 

胃腸内寄生虫と食べ物:

寄生虫が身体の中に入り込むタイミングはそれぞれ違うようですが、食べ物や飲み物では次のことが原因で私たちの身体の中へと入り込みやすい環境を私たち自らがつくっているようです。

・刺身や寿司を食べる時。

・十分に焼けていない肉類や魚類を食べる時。

・野菜を十分に洗わずに食べた時。

・外食時でも特にサラダバーを利用する時。

・自然の水やペットボトルを飲んでいる時。

・小麦粉から作られる食べ物を食べる時(貯蔵時に発生するダニなど)

・グルテンを含む小麦粉や、砂糖、乳製品を含む食べ物を食べる時(寄生虫が好む)

これらのことは私たちの生活で普通に行なっている行為であると同時に、近年他の研究でもグルテンを含む小麦粉が腸内細菌腸内フローラの環境と大きく関わることで、下痢や便秘、アレルギー体質や他の炎症症状などにも大きくっていることが明らかになっていることが報告されています。

 

寄生虫が与える身体への影響:

寄生虫の数や種類が体内に存在している時に、次のようなことが症状として考えられるのだそうです。

・疲れやすくなる(慢性疲労も含まれる)

・便秘や下痢になりやすくなる。

・胃腸の不快感、ゲップ、ガスなど

・目にクマができやすくなる

・精神的に心配性や不安症になりやすくなる

アレルギー反応が出やすくなる、など。

 

予防のおすすめ:

寄生虫の対応にあたる専門家でもあるアン・ルイス・ジットルマン医学博士がおすすめする対処法は下記のとおりです。

・砂糖、グルテンを含む小麦粉や加工食品、乳製品は可能な範囲で避ける。

・寄生虫が嫌がる食べ物(ニンニク、カボチャ種子、クランベリー、人参、洗浄クレンジングのハーブエキスやサプリメント等)を補う。

・良質な身体に良い脂肪(EPADHAなどのオメガ3フィッシュオイル、エゴマ油に亜麻仁油や、他の油ではオリーブオイルやごま油)を摂取する。

・刺身や寿司、肉類には気をつける。

・冷たい飲み物やペットボトル、自然界のお水を避ける。

 

ソース:

2016年2月10日 ザ・メタボリック(代謝)・サミット アン・ルイス・ジットルマン医学博士

 

 

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