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乳酸菌プロバイオティクス

2016年02月12日

乳酸菌と腸内フローラ

 

腸内環境や腸内フローラをはじめ、腸内細菌や乳酸菌、プロバイオティクスと健康についての話題が多く聞かれます。

乳酸菌やその働き、乳酸菌を多く含む食べ物やプロバイオティクスについてわかりやすくまとめてみました。

 

乳酸菌とは
乳酸菌は、私たち腸の中に住んでいるたくさんの菌の一種です。
腸内に入ってきた糖類や炭水化物を発酵させて分解し、「乳酸」を生産します。
乳酸には、私たちの身体の中の雑菌や、悪い働きをする菌の働きを抑制する効果があります。
悪い働きをする悪玉菌が増加すると、便秘や下痢などの不快な症状を引き起こします。
乳酸菌はこういった症状を改善してくれるばかりか、腸内にある免疫機能活性化してくれるのです。

 

乳酸菌のはたらき

乳酸菌は、その重要な役割として、私たちのからだの免疫力を高め、感染症やガンなどの病気を予防したり、アレルギー・膠原病など、免疫の異常が原因となり引き起こされる疾患の予防や治療にも役立ちます。
また、カルシウムの吸収を促す働きもあります。
肌を健康に保ったり、老化の予防などにも効果があります。
乳酸菌は私たちの生活にとても馴染みのある食品に多く含まれ、また、医薬品の製造にも広く利用されています。

乳酸菌が多い食べ物

ヨーグルト・・・言わずと知れた、乳酸菌の宝庫 いろいろなヨーグルトがあるので、自分のお腹の調子に合うものを食べ比べてみましょう。
ナチュラルチーズ・・・チーズも、乳酸菌を多く含みます。プロセスチーズよりも、ナチュラルチーズのほうがより多くの乳酸菌を含んでいます。
味噌・・・味噌には、植物性乳酸菌が多く含まれ、生きたまま腸に届きます。
キムチ、漬物・・・意外かもしれませんが、キムチやぬか漬けなどの漬物にも乳酸菌は含まれています。
特にキムチにはヨーグルトと同じくらい多くの乳酸菌が含まれています。
塩麹・・・塩麹は、最近よく耳にするようになりました。おいしくて健康にいいと人気の食材です。
乳酸菌摂取の目的のためにも積極的に料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

プロバイオティクスの働き

乳酸菌・ビフィズス菌・酵母など腸の活性化に効果がある食品のことを総称でプロバイオティクスと呼びます。
プロバイオティクスには、腸の免疫機能である「IgA:免疫グロブリンA」の働きを活性化する力があります。
プロバイオティクスが活性化すると、例えば有害な菌などが体内に入った場合でも、腸の中で防御でき、有害な菌菌をそのまま排泄により洗い流すことができます。

 

 

乳酸菌ビフィズス菌プロバイオティクス

 

 

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