熟睡や不眠症が気になる時におすすめの対応例
寝たいのになかなか寝付けないことは誰にでもあることですが、それが続くと寝不足から体調を崩しやすくなったり、普段はそうでもないのに精神的に滅入りやすくなることがあります。
睡眠不足や寝つきが気になる、睡眠中に熟睡を目指したい方におすすめの睡眠のヒントを簡単にまとめました。
・朝起き上がって光に浴びてから15時間後に睡眠に関わるメラトニンが出始める。
睡眠ホルモンで知られるメラトニンは出始めてから、徐々に眠気を感じるようになることで知られていますので、眠りにつきたい15時間前には起きて、朝の光を浴びることが大切です。
・日中の太陽の光を20分以上浴びる。
太陽のビタミンで知られるビタミンDは近年になり、骨や股関節、筋肉にとどまらず、体内の免疫や精神的な部分にも大きく関わっていることがわかっています。
日中に太陽の光を体で浴びることはそのことからも大切で、最近の研究報告では一日20分の日光浴でも十分に体内でビタミンDが合成されないことが報告されており、更に太陽やビタミンDと健康の関連性が注目されています。
・日が沈んでからは気の重い考え事はせず、大切なことは日中に考える。
夜は趣味や楽しいことを中心に。
・脳やホルモンは腸と直結していることを覚えておく。
腸内環境が整っていると脳へ悪い影響も行きにくいことが報告されており、腸内を健康に保つことがおすすめです。
・昼寝は30分程度に抑える。
昼間の30分以内程度、昼寝をすることで脳内と身体を一旦リセットすることが可能となります。
色んなことを考えたり、情報を整理するにも昼間に数分の間だけでも目を閉じるだけでも脳へ良い影響を与えるようです。
・シャワーではなく、夜の寝る前1~2時間前にお風呂から上がる位が良い。
シャワーでは充分に身体の芯まで温まることはなかなかできませんし、湯船につかることでリラックスしやすいことが良く知られることです。
・お風呂の後は照明を暗めにし、テレビやパソコン、携帯を控える。
現代の光は、とても明るく見やすい点においては良いようですが、夜の私たちの脳にとっては寝つきを悪くする要因になりかねません。
・風呂後1~1.5時間後位に体温が落ちてくるために寝やすい最高の時間。
・寝室は暗く、静かな場所を選ぶ。
寝室はできる限り真っ暗にし、部屋内外の音が聞こえないことが一番のおすすめです。
・寝付けない時は、豆乳を暖かくして飲むと寝付きやすくなる。
ソース:
ペイン・リリーフ ヘザー・ティック医学博士
ヒーリング・サミット2015、ヘルスケアサミット2015など