女性の閉経後の骨密度とビタミンK
2015年08月27日
ビタミンK2(メナキノン-7)の栄養素で特に女性の閉経後の骨量の減少や、骨密度と関係のある骨粗しょう症を予防できる可能性が国際的な専門誌で報告されました。
2013年3月に骨に関して書かれている国際師のオステオポロスインターナショナルによると、臨床試験ではビタミンKの栄養素が女性で閉経後の骨量の減少を予防することができたと報告されています。
骨粗しょう症は一般的に多くが女性に診断されるイメージがありますが、実際にアメリカを例えにすると、1,000万人の骨粗しょう症と診断された人の80%程度が女性であることが報告されています。
ビタミンKと骨密度の調査:
ビタミンKを用いた調査では閉経後の健康的な244人の女性を対象にし、被験者の女性には毎日180mgのビタミンK(メナキノン-7)か偽粒のプラセボ粒の2つに分けて3年間にわたり摂取。
研究者らは調査前と、1年毎に参加者らの腰や股関節、太もも、骨密度などを二重エネルギーX線法で測定。
調査後の報告では、研究者らはビタミンK2の補完は、体内におけるビタミンKの状態や年齢に関係している骨ミネラル含有量や骨密度においての低下が改善されたことを伝えています。
ビタミンK:
ビタミンKは骨にカルシウムが沈着するのを助けることで知られる栄養素のために、骨との関係性について多くの報告例が存在しているようです。
食べ物としては、いわゆる洋食よりも和食にビタミンKは多く含まれているようです。
特におお含まれる食べ物としては、納豆、アシタバ、ひじき、小松菜、ほうれん草、春菊、大根の葉、ブロッコリーなどが挙げられます。
参考にした情報:
Knapen MH, et al. Osteoporos Int. 2013 Mar. 23.