マグネシウム不足と予防に食べ物
マグネシウムの関わり:
マグネシウムはカルシウムと並んで二大ミネラルと表現され、体内で300を超える酵素と働く代謝プロセスなどに関わりがある大切な成分で知られています。
カルシウムとも密接に働き、カルシウムだけが体内にたくさん入りすぎると心臓の健康にも影響を及ぼす可能性が指摘され、マグネシウムがカルシウムの運搬に必要で、骨に関わる点ではビタミンD、ビタミンK、シリカと共にマグネシウムの助けを必要とすると報告されています。
またビタミンはマグネシウムを含むミネラル抜きでは力が発揮できないことからもビタミンとも大きな関わりがあるといえます。
土壌のミネラル:
大切な働きがあるにも関わらず、土壌のミネラルは失われています。
アメリカでは政府による推奨量が年齢によって異なるものの240〜420mgと設定されていますが、80%以上の人に不足している成分で、多くの専門家曰く、本当は政府発表の推奨摂取量の二倍程度は必要なのでは?との声も挙っているようです。
にも関わらず、1992年に開催された第1回の地球環境サミット内で土壌のミネラルが100年前と比較して世界的にどの地域においても70%前後減っていることが発表され、マグネシウムやミネラルへの注目度は、それ以降更に高まりを見せているように思います。
その理由の1つとして、マグネシウムやミネラル成分が体内で大きく不足することで関節炎やアルツハイマー病を始めとする炎症に関連する疾病へとつながることでも知られます。
また、マグネシウムが不足すると高血圧や糖尿病、呼吸問題などさまざまな症状とも関係があるといわれます。
マグネシウム不足のサイン:
マグネシウムが不足することで、一般的に下記のような症状が出ると報告されています。
カルシウムの欠乏、心臓の不健康、筋肉のけいれん、吐き気、不安、
高血圧、糖尿病、呼吸の問題、めまい、疲労、
カリウム不足、飲み込みの問題、記憶力の弱さなど。
*注意:必ずしもこれらのいくつかが発生していてもマグネシウム不足とは限らない場合もあると言えます。
マグネシウムを含む食べ物:
マグネシウムが豊富に含まれる食べ物として、かぼちゃやかぼちゃの種子、ひまわりの種子、大豆、黒豆、カシューナッツ、ほうれん草、ゴマ、オクラ、アーモンドなどがあります。
16 Magnesium Deficiency Symptoms – Signs of Low Magnesium Levels
2013-08-29