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炎症におすすめ食品と栄養素

2014年12月24日

turmeric

炎症ときくと最初に想像するのは関節炎のような直接痛みを伴う症状についてではないでしょうか。

炎症、環境や化学物質と健康の専門家であるグロリア・ギルベアPhD.によると炎症はすべての疾患や病気と通じており、風邪から糖尿病やがんに至るまで体内での炎症とあらゆる病気はつながっていて循環サイクルのようなイメージであると共に共存しているとPain(痛み)/Inflamation(炎症) Matters(問題)の中で伝えています。

私たちは痛みに弱いために例えば腰痛が出た場合に腰への治療ばかりを優先するなど、その部位を何かと改善するように試み、また全てのエネルギーを費やすものの、本来はもっと身体全体に目を向けるべきと訴えています。

 

炎症の原因:

グロリア博士によると炎症は何もどこかを強く打ったり、事故に遭遇したりすることばかりで発生するものばかりではなく、もっと身近にたくさん存在しているといい、彼女の専門分野でもある環境や家庭でも使用する日用品に含まれる化学薬品、過度なストレスや注射、アレルギー、高血糖の状態、過度なお腹周りの脂肪や肥満、高い炭水化物、砂糖、高血圧、高い塩分や小麦粉をはじめとする品種改良などがなされた不自然な食品など様々な要因があると伝えています。

 

炎症におすすめの栄養素:

グロリア博士は25年以上にわたり環境と炎症や栄養素とのつながりについて深く研究を重ねてきた専門家ですが、彼女の経験では炎症に最もおすすめの食材はDHAEPAあまに油、エゴマ油等に含まれるオメガ3脂肪酸の栄養素で、オメガ3が炎症を沈める要素としてレソルビンやプロテクチンといった物質がオメガ3によって体内で生産されることで炎症を沈めようと保護する役割を担おうとすると説明しています。

 

EPAやDHAの栄養素:

オメガ3は天然の抗炎症物質として働き、フィッシュオイルのサプリメントは炎症に働きかけるEPAとDHAを豊富に含み、特にEPAの働きは炎症と相性が良いことで知られます。

EPAやDHAのように冷たい海水に生息するフィッシュオイル以外でもかぼちゃの種や自然界の油でオメガ3ではないものの身近にある油ではオリーブオイルやアボカド、ナッツ油、ぶどう種子エキスも炎症と関係する良い働きをするとグロリア博士は伝えています。

 

おすすめの他の食材:

オメガ3以外で食材としてはショウガやターメリックも抗炎症作用を備えるためにおすすめなのだそうです。

逆に炎症の時には避けておきたい食材としてはトマトやジャガイモ、なすなどのなす科に属する食材が挙げられています。

また体内に発生する炎症を沈下させる手助けとしてたくさんのお水を飲むことをおすすめしています。

 

日用品と炎症:

栄養素ではないものの彼女の専門分野でもある化学薬品と炎症は深いつながりがあることからも、石けんやシャンプー、洗剤などの日用品においても単に良い香りがするから、あるいは価格が安いからなどの理由で毎日使用をすることで炎症につながるために気になる場合は見直しをおすすめしています。

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