有機ゲルマニウムと効果と開発者秘話
有機ゲルマニウムが世に出始めて40年以上経た今でも人気の衰えを見せないのは偶然ではないように思えます。
今でもその効果の実証報告でアメリカの州立大学医学部をはじめとする世界の機関で有機ゲルマニウムが使用されています。
有機ゲルマニウムの開発者で工学博士の浅井一彦先生を中心に多くの臨床報告がなされていますが、それは浅井一彦博士ご自身も身を以て体験されたことも多くの人の心に影響を与えたのではないでしょうか。
同博士の「ゲルマニウムと私」をはじめとする著書を浅井博士からの依頼を受けて出版された玄同社社長の松延氏や、浅井一彦博士と共に研究に携わられた先生方のお話を伺った際に私も有機ゲルマニウムの効果とその必然性を知ることになりました。
ゲルマニウムの効果の源
開発者である浅井博士はがんを患われた経験をお持ちでした。
奇しくもがんに効果的として知られるようになった有機ゲルマニウムの生みの親である張本人ががんになった時のお話を伺った時のお話しです。
昭和50年に浅井博士が欧州で開催されていた国際会議に出席されるためにドイツで滞在された時に、ちょうど声が出なくなったのだそうです。
偶然にも息子さんの勤務するドイツの病院で喉頭部をはじめとする親指もの大きさを持つ悪性のがんが気管支の上に覆っていて、窒息間際での発見だったと知らされた浅井博士のその時の対応は不思議にもにやりと笑われたことでした。
自らの身体でゲルマニウムの効果のほどを実際に見極めることができるという意味で同博士の自信の強さを伺えたのでした。
研究とがん
私も含め多くの人が「ゲルマニウムを飲んでいる博士本人ががんになったのはなぜか?」と頭をよぎるのは当然のことかもしれません。
今となっては有機ゲルマニウムの効果を自ら立証するためだったのかとも思えるほどですが、効果実証のために研究や発表に明け暮れた浅井博士が半年近くにわたり毎晩のように徹夜に近い状態で進められると同時に当時はヘビースモーカー状態だったことが原因だったのでは?とお話しいただきましたし、同時にその後はもちろんゲルマニウムの効果実証に向け自身の身体を使ってゲルマニウムの服用を続けたと言われていました。
サプリメントとして
有機ゲルマニウムは薬ではなく、健康補助食品のサプリメントに分類されています。
そのためにもちろん効果や効能は薬のように述べることはできません。
サプリメントの役割はあくまでも栄養素を補う働きであり、その土台には食事による栄養補給が存在します。
飲むゲルマニウム水や粉末をはじめとする人気が国内問わず衰えていないのは、その性質にあるのかもしれません。
ゲルマニウムは酸素のような働きをすることで知られますが、そうだとすると酸素は体内の健康維持には必要不可欠であり、酸素抜きに私たちは3分以上生きることはできませんし、日本が世界に誇ってきた野口英世博士も「病気の原因は酸素不足にある」と言われたほど、その存在と役割がもたらす健康への影響は大きいと判断することができます。