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オメガ3栄養素は高品質がおすすめ

2014年10月14日

健康

 

私たちの身体は水分が60%と良くいわれますが、脳は60%が油でできていることでも知られています。

水分の摂取に気を使うことはあっても、体内の油や摂取量、あるいは質については置き去りにされることが多いのではないでしょうか。

水分と同じように脂肪酸を比較するのは大げさすぎるように思われるかもしれませんが、それほど私たちの身体と健康、あるいは病気の予防にも体内の脂肪酸が果たす役割は大きいように思います。

 

健康と油や脂質:

油や脂質といっても何となくギトギトして身体に悪いイメージがつきまとっているかもしれませんが、油でも種類によって必要な類とそうでないものも存在するためにひとくくりにするわけにはいきません。

例えば、近年アメリカでは大きな話題になっている人工添加されたトランス脂肪酸は使用を禁止するまでに大きな展開となりました。

日本でも一時は議論がなされましたが、そのような規制は未だにないようで、自主的にすすめることが大切です。

 

一度は議会でも取り上げられたと伺いましたが、結局は話が流れたようです。

その理由としては、日本でのトランス脂肪酸の摂取量については、5%に満たないとの理由だそうです。

アメリカではニューヨーク市からはじまりトランス脂肪酸の代表格のような存在にあたるマーガリンは多くの地域で販売ができません。

アメリカだけではなく日本中に存在するアメリカの大手ファーストフードチェーンでは、アメリカでは使用が禁じられている安価で発がん物質にもなるトランス脂肪酸ですが、日本ではそのような規制もなく一般的な油よりも安く済むこともあって、禁止になる気配すら感じられません。

 

オメガ3とオメガ6:

トランス脂肪酸やショートニングをはじめとする人工的な油の多く、それに飽和脂肪酸として知られる牛豚鶏等の肉に含まれる脂身は体内に多く入りすぎることで健康のリスクに発展することも報告されています。

一般的にオメガ3といえば、日本でもすぐに思い浮かぶのは、動物性で例えるならば、魚に含まれるドコサヘキサエン酸でいわゆるDHAの名前で知られるオメガ3や、エイコサペンタエン酸でEPAと呼ばれるフィッシュオイル類ではないでしょうか。

オメガ3を豊富に含むのは動物性ばかりではなく、植物性食品にも含まれます。

その代表として亜麻仁油(あまに油またはフラックスシードオイルやエゴマ油の存在があります。

オメガ6の種類としてはリノール酸を多く含む油でコーン油や紅花油、大豆油やごま油などが知られるところです。

ただしオメガ6も身体にとって必要な油であることも間違いはなく、そのバランスが大きく崩れているためにその改善策の1つとしてオメガ3を積極的に摂取することをすすめられています。

 

オメガ3は高品質を:

ちなみに理想のバランスはオメガ3を1にした場合に、オメガ6脂肪酸の割合は3〜4といわれますが、現代の食生活では1対10以上になっている人が多いのだそうです。

アレルギーや脳に関する疾患、がんや血管の詰まりなどを含めてオメガ6の摂取量が多すぎることも要因の1つともいえます。

オメガ3は高品質をお選びいただくことが健康の基本であり、本末転倒にならないためにも強くおすすめします。

とはいえ、ものすごく大変なことというよりも、先人たちのように和食を重んじ、形ある自然な食材を感謝と共にいただくことが高品質なオメガ酸を摂取する第一歩といえます。

オメガ3で高品質な油というと、やはり新鮮な魚を刺身でいただくことです。

特にいわしやあじ、サンマ、サバ等の青魚には良質なDHAやEPAなどのオメガ3が高品質に摂取できながら、経済的でもあります。

ただしオメガ3は酸化が早く空気や高い温度や湿度、熱や日光が苦手ですのでそれらを確かめることをおすすめすることが高品質なオメガ3への近道ともいえるのではないでしょうか。

 

 

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