脳とライオンあくび健康法
9月末に脳、詳しくは脳幹と健康について興味深いお話しを駒川耕司先生より伺ってきました。
口を大きく開ければ開けるほど健康に良いのだそうで、駒川先生以外にも多くの医師が推薦している健康法なのだそうです。
しかもしつこいくらいに何度も100%の力で口を開けることで脳内にある脳幹にまで影響を与えることができるとのことでした。
興味深かったのはお話しいただいたその先生は小学校の時に身体をいためてから病院や整体、鍼灸等もふくまえて長年にわたりありとあらやる治療を行っても完全に良くならなかったことによって追求していかれることになったことと、実際に良くなったご自身の体験を基にその健康法が多くの方の体調を整える健康法として発展していることです。
実際にお話しをしていただいている会場で、健康法の実践を全員で先生の指示の基に実践してみたのですが、確かに先生がいわれるように会場の中からは痛みが引いた、身体が柔らかくなっているなどの会話が聞こえてきました。
その健康法とは脳内にある脳幹を鍛えるあくび健康法という名前がついているのですが、口を思いっきり大きく100%の力で開けた場合には体感しやすいようで、80%程度の口の開け方では体感できないのだそうです。
駒川先生曰く、何かを食べる時に噛むことと同じくらいに口を開けることは大切で、動物もあくびをすることで脳幹に刺激を与えているのだそうです。
脳幹と健康:
脳幹は脳の中心部にある大切な役割を担ってくれている割には普段の生活で、「脳幹」という名前を聞く機会が無いからか、直接的に健康との関係について大々的に知らされてこなかったからか、あるいは他の理由からか普段から目立って意識する部位でもありません。
ただし、実は脳幹には私たちの生活の大切な事柄に大きく関わっていることが今回のお話しで理解が広がりました。
脳幹と健康の関わり、または脳幹の働きとして呼吸や体温、睡眠や性機能をはじめとする部分とも深く関わりがあるのが脳で、その脳の中心に位置する脳幹が口を開けたりものを噛んだりすることで刺激されることの説明をわかりやすくお話しいただけました。
脳幹機能低下と現代の共通点:
脳幹は食生活から体内に入る加工食品や添加物、農薬、化学物質、砂糖類、あるいはビタミンやミネラルをはじめとする微量栄養素の欠乏等によって機能が低下し始めるのだそうです。
口から入れる食べ物以外でも電磁波や静電気が脳やエネルギーまたは体内に与える影響から身体の使い方や思考習慣次第でも脳幹の機能は低下しやすくなるのだそうです。
これらは近年の私たちの食生活の変化や利便性がもたらす良さとマイナス面の影響を受けることで、私たちの身体や健康にも影響を及ぼしていることがわかります。
脳幹機能の低下で:
脳幹の機能が低下することは電池のように例えられると教えていただけました。
新しい電池は最初のうちはフル充電することで長時間活用することができますが、何年も使用しているうちに100%充電をしても徐々に使用可能な時間は減ってきます。
私たちの身体も十分寝た後に起きた場合でも疲れが取れていないことが脳幹とも関係しているということでした。
ライオンあくび健康法:
駒川先生によるあくび健康法についての詳細は書店にて販売中の「奇跡のライオンあくび健康法」とそのDVDで詳しく説明がされているそうです。
神戸にある先生のクリニックでも同じことを実践するお力添えをしているだけとのことでしたので、興味をお持ちの方は是非お試しください。
特定非営利活動法人イーマ:
2ヶ月に一度のペースで医療を中心とした現場の第一線でご活躍される専門家の方々に一般向けに優しく各々の専門分野についてご講演いただく非営利のNPO法人のゲストとして神戸からお越しいただいたBS(脳幹)セラピーKOBE院長の駒川耕司先生によるお話しでした。
次回は2014年11月14日に「誰でも自宅でできる健康術」として脳内革命(600万部を超える)ベストセラーを書かれた春山茂雄先生にご講演いただきます。
興味をお持ちの方はどなたでも参加いただけます。
会場スペースに限りがあります関係上、先着順とさせていただいております。
詳しくは下記をご覧ください。