オメガ酸のおすすめと過剰摂取は悪い?
なぜオメガ酸がおすすめか?
私たちの身体の細胞や脳は60%もが油でできているといわれます。
油と聞くと何となく身体に悪そう、ドロドロしてそう等とひとまとめにしてしまいがちですが、身体にとっては必要な油とそうでない油に分けられます。
オメガ酸のように健康な身体、あるいはダイエットや美容、それに勉強や仕事に必要な集中、悪いものを身体から排出しようとしたり、炎症を抑えようとする働きなどさまざまな利点がある油もあります。
そのために油は健康にも、あるいは害する働きにもなるために、知ることによって健康の味方に是非活用したいものです。
おすすめの油のオメガ酸(オメガ3とオメガ9) 油でおすすめなのは名前で覚えておくとわかりやすいと思います。
DHA、EPA、亜麻仁油、えごま油等に代表されるオメガ3を中心に含まれる油です。
オメガ3は必須脂肪酸とよばれるだけに健康な身体にとってとても大切です。
ご存知のようにDHAやEPAに至ってはサラサラやスムーズ、記憶や集中を連想させる身体にとって良い油のために多く摂取することがおすすめです。
オメガ3以外ではオメガ9という分類に入るオレイン酸も身体に良いとされています。
オメガ9で知られるのは何と言っても地中海ダイエットの代表格ともいわれるオリーブオイルです。
オメガ3ほどバランス的に多く必要とされないもののオメガ9のオイルは健康な身体に必要で、オリーブオイルであれば70%以上がオメガ9を含有しているとされているために適量摂取することがおすすめです。
とり過ぎや過剰摂取に注意したいオメガ6:
オメガ3とオメガ9が健康的なオイルというイメージですが、それ以外にリノール酸を豊富に含む油であるオメガ6の脂肪酸も身体には必要です。
ただし、オメガ6は一般的な食生活で十二分に摂取できており、むしろオメガ3との適正なバランスを崩しているほどの為に、意識して体内に取り入れる必要はないといわれています。
オメガ6脂肪酸が過剰摂取になっている場合も少なくないようですし、むしろそれであればオメガ3脂肪酸を多く摂取するほうがおすすめされています。
なお、オメガ6はコーン油、紅花油、ごま油等に含まれます。
オメガ酸で注意したいこと:
オメガ3やオメガ9のように健康に良い油でも注意しておきたい点が存在します。
それらのオメガ酸は熱や日光、高温が苦手です。
その理由からも加熱は酸化のものとにもなるためにおすすめされていません。
またオメガ3は特にそうですが、鮮度と品質がとても重要といえます。
古い酸化した油、あるいは生産工程で高い温度を加えた油は酸化し、かえって身体に害をもたらすことが考えられますので、実際に口の中に入れて噛んでみた場合に、苦味を感じるオメガ酸の場合は酸化が進んでいることが考えられることからも、摂取をおすすめしません。
そのためにDHAやEPAのようなフィッシュオイルであれば、新鮮な魚を刺身でいただくことが一番のおすすめです。
焼き魚や煮魚ももちろんおすすめではありますが、熱を加えた分、20%程度オメガ3の量が軽減されるともいわれます。
オメガ酸のDHAやEPAのサプリメント:
オメガ酸をサプリメントで摂取することもおすすめです。
ただし上記にあるように熱や酸化、品質には注意が必要です。
DHAやEPAをサプリメントにする時に酸化していないか、何がどの程度含まれているのか、添加物も含め健康のために摂取するオメガ酸ですので、確認されることをおすすめします。
ビタミンやミネラルのようにオメガ酸もバランスが大切なために現代の私たちの食生活の中では特にオメガ3を積極的に取り入れるようにおすすめされています。
その一方で、多すぎるといわれるオメガ6の脂肪酸を普段の食事で控えめに心がけることがおすすめです。