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食品栄養素の昔と今の数値比較

2012年06月12日

脳に食べ物

食べ物に含まれる栄養素は今と昔では違っていることが報告されています。食べ物に含む栄養素量と年代の比較も公表されています。

1992年開催だったかと記憶していますが、第一回世界地球環境フォーラム内でおこなわれた報告では、世界的にさまざまな地域における土壌に含まれる栄養素が減っていることが報告されていました。

100年前と比較した場合には、日本でもミネラルの栄養素含有量は55~70割前後少なくなっている報告でした。

食品栄養素の年代ごとの推移について、日本食品標準成分表が示す値は下記のとおりです。

食品栄養素
主な野菜・果物
栄養素     1950年       1982年      2005年
_________________________________
・にんじん
ビタミンA    4,050mcg (-70%) 1,230mcg (-37%) 780mcg
ビタミンC    10mg (-100%)   0mg      (-) 4mg
鉄分       2.1mg (-62%)   0.8mg      (-75%) 0.2mg

・ほうれん草
ビタミンA    2,400mg (-79%)  510mcg   (-32%) 350mcg
ビタミンC    150mg  (-57%)  65mg    (-51%)   35mg
鉄分       13.0mg (-72%)   3.7mg    (-46%) 2.0mg

・りんご
ビタミンA    30.3mcg (-100%) 0mcg     (-) Tr(微量)
ビタミンC    5mg  (-40%)   3mg     (-) 4mg
鉄分       2.0mg (-95%)   0.1mg     (-) Tr(微量)

 

栄養素の推移比較(日本食品標準成分表より)

食品に含まれる栄養素が減っているということは、その分、わたしたちの体内においての栄養分も少なくなっていると考えることが一般的とえいます。

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